東北

十和田八幡平国立公園

national parks
十和田八幡平国立公園は、本州北部の山岳地帯にあり、八甲田山系、十和田湖、奥入瀬渓流などからなる十和田八甲田地域と、八幡平、秋田駒ヶ岳、岩手山などからなる八幡平地域で構成される、山と湖と渓流の公園です。十和田八甲田地域は、神秘的な美しさを誇る十和田湖、やさしく清らかな奥入瀬渓流、樹氷で有名な八甲田山系、その豊かな自然環境に育まれて息づく多様な動植物など、四季を通じて変化に富んだ景観を楽しむことができます。八幡平地域は、日本でも有数の火山地域です。火山現象と冬季の多雪条件が長い時間をかけてつくりだした、多くの湖沼と湿原や、多様な生態系が魅力の公園です。また、多くの温泉に恵まれていることも、本公園の大きな魅力となっています。(出典 環境省ホームページ https://www.env.go.jp/nature/nationalparks/list/)

アクセス

どうやってそこに行くの

日本の東北地方北部にある十和田八幡平国立公園は、森林散策、素朴な温泉浴場、そして秋の紅葉で有名な壮観な景観が特徴です。この公園は青森県、秋田県、岩手県にまたがって広がっています。北部のエリアには十和田湖と八甲田山があり、南には八幡平が位置しています。公園内の多くの見どころはバスでアクセス可能ですが、車があると移動が格段に便利です。

東京から

東北新幹線は、十和田湖と八甲田山へ行く最も早い方法で、新青森駅まで3時間10分で到着します。その後、十和田湖行きのJRバス(季節限定)に乗換えてください。田沢湖(2時間50分)に到着する前に、バスは八甲田山の田茂萢岳に登る八甲田ロープウェイ(1時間15分)に停まります。ただし、11月中旬から4月上旬までは、新青森駅から八甲田山脈の西麓にある酸ヶ湯温泉までの運行となります。一方、八幡平エリアへは、東北新幹線で盛岡駅まで行き、そこから季節運行のバスで八幡平山頂へアクセスできます。秋田新幹線でアクセス可能な田沢湖駅から、乳頭温泉と秋田駒ヶ岳行きのバスも運行しています。

大阪から

東北地方の十和田北部へは、伊丹空港から青森空港まで飛行機で1時間35分、その後青森空港から青森駅まで空港バスで35分です。そこからJRバスで十和田湖方面へ。このバスは八甲田ロープウェイや奥入瀬渓流など人気のスポットにも停車します。(このサービスは4月中旬から11月上旬までの期間限定です。)八幡平エリアへは、花巻空港(1時間20分)または秋田空港(1時間15分)まで飛行機で移動します。花巻空港からはバスで盛岡駅(45分)、秋田空港からは秋田駅(30分)までバスが運行しています。秋田駅から秋田新幹線で田沢湖駅まで移動します。

移動方法

バスで公園の見所を巡れますが、車があれば魅力を存分に味わえます。十和田八甲田地域では、青森市や八戸駅でレンタカー可能です。八幡平地域は盛岡駅や田沢湖駅で借りられます。冬季は多くの道路―八幡平アスピーテラインや国道341号など―が閉鎖します。JRバスは十和田湖、八甲田山、奥入瀬渓流など紅葉の名所へ運行しています。八幡平では羽後交通と秋北バスが田沢湖駅から乳頭温泉や秋田駒ヶ岳登山道へ運行。その他の会社も盛岡駅と鹿角花輪駅から八幡平へ運行します。

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